08/16 伊勢崎市で戦争と平和展

 戦時下の市民の写真などを展示した第2回戦争と平和展(小矢野敏雄実行委員長)が14日、15日の両日、伊勢崎市文化会館で開かれました。
伊勢崎空襲は、終戦の日前夜の14日深夜から15日未明にかけ、米軍B29爆撃機が614トンの焼夷弾と27発の爆弾を投下しました。
爆弾の模型、防空頭巾、鉄かぶと、軍服などの資料のほか、NPT(核不拡散条約)再検討会議への要請行動参加者の展示も設けられました。
市内在住の木村イシ子さん=当時12歳=の証言を星野正明さん(77)がまとめた紙芝居「星になった母」が上演されました。焼夷弾の直撃を受け亡くなった木村さんの母親が背負っていた、変形した手提げ金庫も展示されました。当時小学6年生だった星野さんは「戦争は恐ろしい。みんな空襲を忘れちゃっている。兵隊や疎開に出ていて体験している人も少ない。聞き書きをして集めている」と話していました。
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